冬の寒さ対策で賃貸の窓にあう断熱板を作成した

生活用品レビュー

はじめに

完成した窓にハメる用の断熱材
完成した断熱板

さっみいいい。
そして燃料代の高騰!!!!
対策、対策はないのか~~!!
と言うわけで、放熱要因第1位のリビングの窓に断熱対策をした。
今回行ったのは断熱材を窓枠にハマる様に切っただけだけど。

対策の方針

まず窓からの放熱自体は、窓を2重窓にする必要がある。
アルミサッシを樹脂サッシに変えることも効果がある、と言われているが面積を考えるとガラスの方の対策が効果が高いのは容易に推測が出来る。
とは言え、賃貸だと窓ガラスを変えるのは困難である。
なので断熱材をハメることにした。

少し専門的な話をすると、寒い空気は下に降りてくる。
つまり暖かい空気が窓で冷えて、下に降りてくる。
そして足下を冷やすことになるのだ。
なので今回は予算の都合等から窓の下半分に断熱材をはめ込むことにした。

実際の作業

リビングの大きな窓。寒さの原因。
窓の幅を測っておく

写真の様な1畳くらいの大きさの窓の下半分を断熱材で埋めることにした。
鍵の部分とかの凸凹があるので幅をしっかり測って買い出しに行こう。
ちなみに買い出しは車がないと厳しいと思う。
その場合は店で軽トラを借りるか、ネット通販で商品を買おう。
商品のリンクは一番下に貼っておく。

1畳ほどのスタイロフォームを車に積んで輸送した
ホームセンターで断熱材を買ってきた

今回買った断熱材は『スタイロフォーム』と言うもの。
かなり古くからある建築用の断熱材だ。
壁の裏とかに入れる奴ね。
なので普通のホームセンターに売っていないかも。
プロ的なお店じゃないとスタイロフォームを取り扱ってない事が多そう。
僕も3軒くらい回って見つけた。
ロイヤルホームセンターさまさまですわ。

ちなみに買ったサイズは幅910mm×長さ1820mm×厚さ30mmと言うもの。
キーとなるのは厚さなんだけど、これは厚ければ厚い方が良い。
ただ、窓のサッシの厚みがあるので25~30mmくらいになると思う。
まぁぶっちゃけ窓は規格があるから同じのを買っておけば大体行けると思う。

スタイロフォームは固いので、完成したあとの取り外しが容易だと言うのが良い。
スタイロフォームがなければ発泡スチロールやポリエチレン断熱材でも行けるとは思う。

アルミテープとカッター
あとハサミが必要

あと重要なのがアルミテープ、通称・銀テープだ。
スタイロフォームのホームページに行ってもらったら分かるけど、スタイロフォームには耐水性はある。
ただし耐候性が不明なのだ。
色々と調べているとスタイロフォームは耐候性があまりないみたい。
つまり日光で傷んでいくと言うことだ。
まぁ基本樹脂は耐候性ない気がするけど。

で、その対策に日光を反射するアルミテープの出番だ。
幅が50mmのテープを買ったんだけど、今回のスタイロフォームの大きさだと40m巻の長さが必要だった。
この辺りは計算して用意しよう。
断熱板自体はアルミテープが無くても作成可能だけど、日光でボロボロになると掃除が面倒だよね。

窓の大きさに合わせて切ったスタイロフォーム
寸法に合わせて切断した(今回は825mmだった)

写真をよく見たら分かるけど、真っ直ぐ切るのが難しい(笑)
地味に波を打ってしまった。
ちなみにスタイロフォームは固いのだけど、かけやすいので持ち運び時にアスファルトに落とすとガリガリ削れていくので注意だ。

仮で窓にはめ込んだスタイロフォーム
真っ直ぐ切れなかったため隙間が出来た

一度切ったあとは仮ではめ込んでみよう。
この際に上下のメモを忘れないようにしよう。
スタイロフォームの寸法をしっかり測っていれば、端切れみたいなのが出ると思うので、それを使って切りミスった隙間を埋める事も出来る。
この破片での隙間埋めはアルミテープで加工するときに合わせて出来る。

スタイロフォームに銀テープを貼っている
紫外線対策で銀テープを貼っている

寸法を確認したらアルミテープを貼っていこう。
取りあえずは隙間を作らないように前面と端の端面を埋めていけばOK。
日光が当たりそうな場所を貼っておけばOKと言う事ね。
なのであとの写真の通り室内側は貼らなかった。

完成した銀テープを巻いたスタイロフォーム
銀テープを貼り終えた

徐々に貼るスキルレベルがあがってきて、左の方は綺麗にできたと思う。
コツは先に長さ分のテープを切っておいて、貼るときにテンションをかけながら貼ると言うことだ。
貼りながら切ると弛んでしまって右みたいにシワが出来てしまう。

断熱材で窓の半分を埋めることが出来た。
隙間を断熱材の破片で埋めたりした

最後に窓枠にはめて完成だ!
今回は窓の下半分を断熱材で埋めることをしたけど、スタイロフォームを1枚使って窓1枚を埋めることも可能だ。
窓下半分だけだと外から見ても断熱材が貼られているのが分かりづらいので良いと思う。

まとめ

作ってみた結果、激寒!!となるのは減った。明らかに。
窓のそばに作業机があるんだけど、暖房付けてても足下が寒かったのが、ちょっと冷えてるな~くらいになった。
なので暖房が効いてくるとほどよい感じで良い。
この事から考えるに暖房効率もあがっていると思う。

今回の作業は3~4時間くらいかかった。
買い出しの時間も必要なので、半日あれば終わると思う。
かかった費用はスタイロフォームが1200円程度、アルミテープが10m×4個で1200円程度。
その他もろもろで2500円程度だと思う。

寒さ対策で燃料費が下がればいいな~と思うけど、正直この高騰下でも元を取るのは難しそう。
テレワーク等で家にいる時間が長ければその限りではないけど。

なにはともあれ激烈寒かった環境が改善されたのでヨシとしよう!

今回の記事とはあまり関係がないけど、人間の体は少し湿度があった方が暖かく感じるので、室温が高いけど寒く感じる場合は加湿も試みてね。

今回使用した商品

スタイロフォームはホームセンターで買うのをオススメする。
ネットでも売っているけど、値段が高いのと、枚数が1枚だと送料がかかってしまう。
複数枚頼むなら運搬の手間を考えるとありかもしれない。
上の商品は幅が900mmとある通り、もうすでに半分に切られている。ある意味便利だ。

アルミテープは正直選ぶ基準がわからない。
取り回しが面倒になるけど、安いので十分だと思う。

参考にしたサイト

暖房かけても家が寒い…意外と流れている『窓からの冷気』カーテンで部屋の暖かさを守る“4つのポイント” | 東海テレビNEWS
『暖房かけても家が寒い…意外と流れている『窓からの冷気』カーテンで部屋の暖かさを守る“4つのポイント”』
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