青鋼スーパーとステンレスの割込み包丁を買った

生活用品レビュー
手造鍛造包丁
こう言う入れ物は中が赤いのが多い気がする

元々は出刃包丁と柳刃包丁を買おうかなと思っていた。
現在ペティナイフと三徳包丁を持っている。
色々と調べて行くと包丁にはかなりの種類がある事がわかった。

料理人・プロ用おすすめ | 堺包丁通販 實光刃物(じっこうはもの)

このページが包丁の種類と特徴に詳しいと思う。

で、出刃包丁と柳刃包丁を探していたんだけど、
知り合いのシェフが柳刃包丁の代わりに牛刀が使いやすいよ~ってオススメしてきた。
牛刀は21cm以上あると色々と使えるそうな。
三徳包丁は18cmくらいが多いのかな?
そのシェフは藤次郎って言うシリーズを使っているそうな。

アマゾンのリンクは以下の通り。

最初の一本に選ぶなら牛刀は候補に挙げて良いと思う。
ただ僕は三徳包丁を持っていた。
色々と調べると包丁には和包丁と洋包丁と言うジャンルがあるそうな。
牛刀やペティナイフは洋包丁で、三徳包丁とか柳刃包丁とか出刃包丁は和包丁らしい。
さらにその素材にもステンレスや鋼がある。
その違いで切れ味や錆びやすさが異なるようだ。

高い包丁は箱に入っている
古風な感じが良いね

ここで一旦はじめに戻って、出刃包丁と柳刃包丁は魚を調理するための物だ。
出刃包丁は魚をおろして、柳刃包丁は刺身にする。
疑問としては家でそんなに魚をさばくかって事。
ほとんど刺身を買ってくるか、ブロックを買ってくるかじゃないかな?
釣りをするとか煮付けが好きとかなら出刃包丁や柳刃包丁が役立つ。
しかし3枚おろしとかはお店で頼めばして貰えたりするんだよな。

って事で出刃包丁と柳刃包丁にかける予定だった予算をすべて三徳包丁をランクアップさせるために注ぎ込もうと考えた。
牛刀が良いって書いたけど、和包丁と洋包丁の違いの切り方で和包丁の引くの方が使いやすい気がしたので三徳包丁にした。
そして三徳包丁と牛刀の更なる違いは刃先の方が丸く反っているかって言う違いなので、
三徳包丁の中で反りがゆるい物を探せば一挙両得の包丁が見つかると考えた。
三徳包丁の反っていない牛刀寄りの物は結構あるみたい。

鎚打ちの特殊加工
波紋が綺麗な包丁

これで形は大分決まったんだけど、次は材質とかだね。
ステンレスの利点としては錆びないって言うのがかなり強い利点だ。
普段の自炊で適当に作るだけなら圧倒的にステンレスが適している。と言うか一択である。
シェフの人もステンレスを業務用に使用するレベルなので、包丁に強いこだわりがなければステンレスが良いと思う。
僕が持っているグローバルもステンレスだしね。

ただ、このページに来る人は鋼の包丁も気になっていると思う。
鋼にはいくつか種類があり、黄鋼や白鋼、青鋼に青鋼スーパーと言う単語を目にしていると思う。

青紙、白紙、黄紙って何?包丁に使われている炭素鋼の規格まとめ
炭素鋼で作られた包丁の材質を見ると「青紙」「白紙」「黄紙」といった規格に分けられます。炭素(C)ケイ素(Si)、マンガン(Mn)、リン(P)、硫黄(S)、クロム(Cr)、タングステン(W)といった化学成分の量によって種類分けされていますが、これによって包丁の特徴が大きく異なります。切れ味、研ぎやすさ、刃の欠けにくさはこ...

強いこだわりがなければ白鋼2号が一番主流みたいだね。
白鋼1合が一番切れ味がスゴイらしいけど、すぐに折れたりして使うのが難しいらしい。
お金があったら青鋼系統にしたら良いと思う。
今回はお金を可能な限りぶち込むことにしたので青鋼スーパーだ!
切れ味はかなり高い上で持続性が長い。
つい最近、砥石を買って包丁を研ぎ始めたけど切れ味が長持ちする分には問題ないもんね。
もう一度言うけど、普通は白鋼1号で十分みたい。

包丁ラボ 堺實光 | 堺包丁を製造している實光の職人が書いている情報サイトです。包丁の知識、料理の知識などに興味のある方に向けて書いている包丁ラボ(包丁研究所)です。
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次に刃の付け根なんだけど、上のページみたいにつば付きって言うのが良いらしい。
つばが付いていると取っ手の部分の木が腐りにくいそうな。
取っ手の木と包丁の鋼の固定方法も色々とあるみたいだけど、つばが付いているヤツは大体最高の方法のようだ。
まぁ好みの部分でもあるんだけど、3~4000くらいの包丁はつばなんて付いてないものね。無くてもOK。

長くなったけど今回買ったのはこれ。
錆びにくいステンレスを基本として刃の部分だけ青鋼スーパーって言う鋼にした。
切れ味と錆びにくさを両立した包丁。
しかも鎚で打ち付けた凸凹模様があってカッコいい。
一説にはこの凸凹が素材がくっつきにくくするらしいけど、実際の所は凸凹より刃側の平らな部分に引っ付いてあまり効果が無い。
刃の部分は鋼なので水で濡れたままだと錆びてしまう。
しかし凸凹の部分当たりはステンレスなので錆びにくい。

包丁には片刃や両刃などの違いもあってさらに奥が深いのだけど、のめり込まない限り両刃で良いみたい。
細かい細工とかをしたかったら片刃が良いのかも。
まぁ実家にあった包丁は全部片刃だったのだけど。

最後に包丁の切れ味が違うとどう違うのかって言うのを書く。
それはトマトを切るときが全然違う。
切れ味が悪いとトマトを切ろうとしたときに種がトロッと出てくる。
しかし切れ味が良い包丁はストンとまな板に落ちて種がこぼれてこない。
こう言うのはすべての素材に共通しており、想像以上に素材を加工しやすくなることだろう。
最初に切ったときはそれに凄く感動した。
あとネギを切ったはずなのに繋がっている~ってことが無くなる(笑)

今回は可能な限り高い包丁を買うって言うことにお金を注ぎ込んだ。
普通は予算とか目的とかがもっとシビアだと思う。
実際の所これを買った後での感想としては1万あれば8割満足出来るかなり良い包丁が買えると思う。
今回はステンレスと鋼の割込み包丁って言うのと、鎚打ち模様って言うのと、つば付きって言うので値段が跳ね上がった。
ステンレスのみ、もしくは白鋼2号辺りで1万円の物を選べば十分だと思う。
ステンレスの金属にも種類があるので気をつけてね。

これで基本となる包丁が最強になったので、次こそは出刃包丁と柳刃包丁を買おう!

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