三国志

レビューマンガ

知らない人は居ないと言って良いくらいの有名な作品。
様々な人によって色々描かれているが、今回読んだのは横山光輝が書いた漫画である。
この漫画の特徴は三国志演義を大筋全部描いていることだ。
ある特定の人物だけにスポットを当てたのではなく、
歴史の流れ全体を俯瞰しているような感じである。

ある特定の人物だけにスポットを当てたわけではないが、
この漫画は蜀という国にスポットが当てられて描かれている。
何十人と出てくる登場人物をうまく書き分けており、
話自体もわかりやすく書かれている。
途方も無い長さの話だが、とてもうまくまとめられており作者の能力に感嘆した。

話の内容については三国志演義があるので割愛する。
ただ気になったのは国名や地名がよく出てくるが、
地図が無いので、まったくもってどこにあるかわからなかった。
三国志や古代中国史が好きな人はいいだろうけど、初見ではきついと思った。

総合評価95点。三国志の入門としての面、漫画としての面白さから考えてこれくらいの点数だと考えた。知識としても役立つかもしれないので読んどけ~。

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