MONSTER

日記

淡々と迫り来る恐怖。
この漫画を読んで思ったことを簡単に言うとこうだ。

『MONSTER』はヨハンという少年を
天才脳外科医のテンマが助けるところから始まっている。
手術は成功した。しかしヨハンが病院から姿を消した。
それと時を同じくして起こる殺人・・・
ヨハンはテンマにのみ自分がやったと言う事を告げまた姿をくらませる。
この事によってテンマは殺人犯として追われる身になる。
自分の無実を証明する為にヨハンを探す旅に出ることになってしまう。

と言うような感じの冒頭だ。
話が進むにつれてテンマはヨーロッパのいろいろな所に行くことになる。
そして次々に出てくる謎。
だが一向にヨハンを捕まえることは出来ない。

こんな堂々巡りのような内容が淡々と続いている。
物語としてはかなり作りこまれていると思う。
その分読んでいて安心できるような気もする。
だけど一向に進まない展開に少し読む気がそがれていく・・・
気分的には何とか余裕を持って最後まで読めたなという感じ。

総合評価76点。読んでおいていいかもしれないな。人間の精神(恐怖)について考えたい人はどうぞ。

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