ロードバイクを語る上で絶対に避けては通れないもの。
それはビンディングペダルである。
SHIMANOやLOOK、TIMEと言った有名所を避けて、新進気鋭の新システムがある。
それはSPEEDPLAYと呼ばれるもの。
何が違うかというと前の3つはペダルに靴をはめるのに対して、
スピードプレイは靴にペダルをはめると言うシステムだと言うこと。
そのためペダルが非常に簡素に作られており、両面の違いが存在しない。つまりとてもはめやすい。
そんなわけでペダルだけでは機能しないビンディングペダル。
靴も専用のものが必要なんだけど、上に書いたメーカーのものは若干の追加パーツがあれば相互取り替え可能。
僕はSPD-SL用のものに付属の板を付けてスピードプレイを取り付けた。
その靴の写真が上のものなんだけど、今はもう見かけない奇抜なデザイン。
しかもブランドはガエルネというあまり聞かない所。
いわゆる型落ち品なんだけど、それでも笑える価格となっております。
ついでにペダルを自転車屋で付けて貰った。
スピードプレイはペダルの取り付けは問題ないんだけど、靴の方が微調整をしなくてはいけない。
絶対必要!
でも意外と簡単だった。
最初の数回は違和感ばかりでどこをなおしたらわからない感じだけど、
何度か乗るうちにある程度気になるところがわかってくるので大丈夫。
実際ビンディングペダルを買ったのは数ヶ月前なので、ズボンが写っている。
一番のキーポイントは左に移っている黒い四角い物体。
それはクリートカバーと呼ばれる超イカした奴。
ビンディングシステムは自転車に乗るためだけに作られたもので、歩行をすると壊れることがある。
なので歩行時にはクリートカバーと呼ばれるものを付ける必要があるんだけど、
スピードプレイはそのシステムの仕組みのために超最高のクリートカバーがある。
これだけでこのスピードプレイを選んでも良いくらいに!
普通はビンディングシューズにクリートカバーを取り付けると自転車に乗れなくなるんだけど、
こいつだけはクリートカバーをしたまま乗ることが可能なのだ。
しかもスピードプレイの微調整のためのねじが脱落することがなくなるので一石二鳥!
絶対買うべき。
そして気になる立ちゴケは・・・もう2度やらかした。
ゆっくり走っていたとしても左から飛び出してきて急ブレーキ→転ける。
このコンボが非常にまずい。
転けるときは必ず車道方面になるため恐ろしや。
必ず右足の外し方を何度も練習する必要がある。
そしてこの効果の程は・・・。
まず言えるのは疲れにくくなった。
使う筋肉が変わったから疲労が分散したのかな?
次にスピードが安定するようになったのと、必死にこいだときの時速がちょっとだけ上がった。
今のロードバイクの調整が楽に長距離を走る用だから疲れにくくなったというのは大きいかも。
ただしダンシングがイマイチしにくくなった事がマイナスかな。
スピードプレイは左右に足を動かせるフローティングシステムなんだけど、
そのせいでうまくダンシング時にこげない。
まだそこまで調整をできていないんだよね。
トータルで考えるとヒルクライムをするなら絶対必要。
平地のみならハーフクリップで十分と言うところかな。
コメント
へぇぇl--!!
ロードってペダルに靴をくっつけるんだ。
今までの自転車の常識がイイ感じの音を立てて崩れていったよ。
こけないためには「はずす練習」ってあるように、停止時に即座にペダルからはずすんだ?
僕も乗り始めるまで知らなかった。
普通はペダルを ”踏み込んで” 進む感じだと思うけど、ペダルと靴がくっついてると ”足を上げる時” もペダルが回るんだよね。
マウンテンバイクもくっつけるよ。
はずしてから止まりに行くと言うのが普通じゃないかな。
スピード落ちてくるとジャイロ効果が薄れて不安定になるしね。
いわゆる自転車乗れないけど原付は乗れる現象の奴。
車の飛び出しとか、左側走行じゃない自転車とかが突っ込んできたりするからとっさにはずす必要も必ずあるからね。