なんとも言いがたいけれど、ストーリーの山は無い。
大きな目的が無いのだ。
一つの話がいくつも集まって出来ている。
主人公のキートンが様々な国でいろいろな事件に巻き込まれる。
大体の話しが最後のいいところで終わっている。
と言っても、尻切れトンボのような悪い終わり方ではなくて一応事件が解決はしている。
ただ事件に関した人々がその後どうなったのか
想像を掻き立てられる領域で終わらされている印象を受けた。
物語の結末がそれ一つではなかったような感じに取れるのもあった。
全体的にみて考えさせられる作品であると思う。
特定の何かについて論じられているわけではないが、
言い換えるとすべてに通ずる事に関して書いてあると思う。
総合評価85点。面白い作品ではあると思うが言い換えればそれだけ。強烈な印象が無いのが残念だ。人生について考えたい人は読んでみてください。
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